西松屋チェは上値重い、決算受けてゴールドマン証は目標株価を引き下げ
西松屋チェーン <7545> は朝方に21円安の718円まで下落。その後は下げ幅を縮小し、上げに転じる場面もみられたが上値は重く、前場はプラス圏を維持できなかった。
同社は2日午後2時30分に発表した14年2月期の決算のなかで、今期業績予想を開示。売上高1346億4100万円(前期比5.5%増)、営業利益59億2100万円(同11.2%増)、純利益34億5600万円(同15.5%増)を計画した。
ゴールドマン・サックス証券は2日付リポートで、投資判断「売り推奨」を継続し、目標株価を620円から600円に引き下げた。他社の「バースデイ」や「赤ちゃん本舗」など競争環境の厳しさが続くなか、同社は内部体制強化に取り組む必要があるため、短期での業績浮揚感は見込みにくいと判断。また、売価還元法を採用しているため、消費税引き上げで3月末在庫の評価額が減少し、粗利悪化要因になると指摘した。(編集担当:宮川子平)
西松屋チェーンは朝方に21円安の718円まで下落。
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2014-04-03 11:30