インド最高裁、韓国サムスンのイ・ゴンヒ会長に出廷命令・・・「猶予期間超過したら逮捕認める」=中国報道

インドの最高裁判所は2日、韓国サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に対して、6週間以内にインド国内で出廷しなければ、逮捕を認める考えを明らかにした。中国メディア・新浪科技が2日報じた。
李会長に対しては、インド・ガージアバードの裁判所が3月31日に逮捕を認めていた。最高裁の2日の裁定は、6週間の猶予は認めるが、その後は李会長がガージアバードの裁判所に出廷しなければ警察に逮捕令状を発行することを意味する。
2009年にニューデリーのコンサルティング会社が、ドバイにあるサムスン電子の子会社に対して「サムスン電子が、当社に支払わなければならない143万ドル(約1億4300万円)の支払いを拒否した」と刑事告発した。李会長は上訴したが、インド最高裁はコンサルティング会社の告発を支持した。
李会長は今年72歳。記事は「韓国一の富豪で、その資産価値は112億ドル(約1兆1200億円)」と伝えた。韓国国内では1997年に大統領への贈賄事件で、2008年に脱税などでそれぞれ有罪判決を受けたことがある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Kobby Dagan/123RF.COM)
インドの最高裁判所は2日、韓国サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に対して、6週間以内にインド国内で出廷しなければ、逮捕を認める考えを明らかにした。(イメージ写真提供:(C)Kobby Dagan/123RF.COM)
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2014-04-03 12:00