日経平均は125円高で取引終了、約3週間ぶりに1万5000円台回復
3日の日経平均株価は前日比125円56銭高の1万5071円88銭と続伸して取引を終え、終値としては3月11日以来約3週間ぶりに1万5000円台を回復した。TOPIXは11年2月(4―17日)以来の9連騰。
米国株高や円安進行を背景に買いが先行した。前場は薄商いのなか、上値の重くなる場面もみられたが、ドル・円が一時104円台を回復したことから、先物への断続的な買いを支えに、日経平均は後場から上げ幅を拡大した。
個別では、NTTドコモ <9437> による高速通信サービスの基地局新設報道を受け、アルチザネットワークス <6778> が一時ストップ高、電気興業 <6706> が急騰するなど関連銘柄が軒並み買われた。FDA諮問委でダルババンシンが承認推奨されたラクオリア創薬 <4579> もストップ高。15年3月期で経常益1割増と伝わった日鉄住金物産 <9810> なども堅調。
半面、14年3月期業績予想を下方修正したシグマクシス <6088> はマザーズ市場で値下がり率トップ。株主優待制度の廃止を発表したスリープログループ <2375> も軟調。(編集担当:宮川子平)
3日の日経平均株価は前日比125円56銭高の1万5071円88銭と続伸して取引を終えた。
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2014-04-03 15:00