大幸薬品は軟調、「空間除菌」新広告にも消費者庁が懸念と報道
大幸薬品 <4574> は66円安(3.85%安)の1645円で取引を終えた。
3月27日、広告の「空間除菌」に根拠がないとして消費者庁が該当企業に是正を求めた問題で、「クレベリン ゲル」などが対象になった大幸薬品は3月31日に新聞各紙で二酸化塩素はウイルス・菌を除去するとした広告を出し、製品の有効性を主張。
これに対して消費者庁の阿南久長官が同社に懸念を伝え、さらなる対応を検討していると2日に各メディアが報じ、売り材料になった。一部報道では、罰金の可能性もあるという。
3日の株価は朝方から軟調に推移し、売り一巡後も下値を模索。終盤には下落率が4%を超える場面もあった。(編集担当:宮川子平)
大幸薬品は66円安(3.85%安)の1645円で取引を終えた。
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2014-04-03 15:15