<29日の注目銘柄>(1)=シェアRT、ストライク、アスクルなど

▽シェアリングテクノロジー <3989>
18年8月5日を基準日として、1株につき3株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
◆
▽ストライク <6196>
18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の単体業績は、売上高28.2億円(前年同期比39.9%増)、営業利益10.6億円(同28.7%増)。M&Aコンサルタントの増員が想定を超えて順調に進む中、積極的なセミナー開催が奏功し、成約組数は63組(同10組増)に増加。売上高は第3四半期累計として過去最高を記録した。会社側は通期の営業利益予想13.3億円(同15.3%増)を据え置いたが、第4四半期(6-8月)の営業利益は計算上2.6億円(同19.1%減)にとどまり保守的な印象。
◆
▽アスクル <2678>
19年5月期6月度(5月21日-6月20日)の単体売上高は、前年同月比14.7%増の252億円。主力の「BtoB事業」が同8.6%増の252億円と順調に拡大する中、17年2月の物流センター火災の影響で落ち込んでいた「LOHACO」が同2.7倍の44.3億円と大きく盛り返している。
◆
▽平和堂 <8276>
19年2月期第1四半期(18年2月21日-5月20日)の連結業績は、営業収益1044億5800万円(前年同期比微減)、営業利益28億1400万円(同13.0%増)。微減収となる中、販管費は若干増加したが、営業収入の増加で営業総利益率が前年同期の33.3%から33.7%に上昇したことにより、2ケタの営業増益を達成した。会社側は上期の予想営業利益58億円(同3.0%増)を据え置いたが、第2四半期(5月21日-8月20日)の営業利益は計算上29億8600万円(同4.8%減)にとどまる。
◆
▽シノブフーズ <2903>
上限9000万円、10万株(自己株式を除く発行済株式数の0.8%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年7月1日-18年8月31日。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行のため。
◆
▽菊水電子工業 <6912>
上限9000万円、8万株(自己株式を除く発行済株式数の0.96%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年7月1日-19年3月31日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<29日の注目銘柄>(1)=シェアRT、ストライク、アスクルなど
japan,company
2018-06-28 17:45