<3日の注目銘柄>(1)=ディスコ、松屋、ワークマンなど

▽ディスコ <6146>
19年3月期第1四半期(4-6月)の個別売上高(速報値)は、344.8億円(前年同期比8.4%減)で、従来予想の327億円を5.5%超過した。一部顧客における設備投資時期の見直しや、前年の大型案件が無くなった反動で装置売上高は減収となったが、半導体用途全般での引き合いの強さからダイサ(精密切断装置)やグラインダ(精密研削装置)の出荷は底堅く推移。消耗品のダイシングブレード、グラインディングホイールは、顧客の設備稼働率に比例して需要が着実に増加している。
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▽松屋 <8237>
19年2月期6月の売上速報によると、銀座店は前年同月比19.7%増。梅雨明けが例年より早かったこともあり、婦人部門において盛夏軽衣料中心に好調に推移。サングラス、傘等の婦人雑貨も大きく伸長した。 免税売上高は、引き続き化粧品等の自家需要商材の好調で前年を大幅に上回り、夏のクリアランスセールが6月29日よりスタートしたことで、各部門において売上高は前年を上回った。浅草店は同2.7%減だったが、両店舗の合計である「銀座本店」は同17.7%増と、12カ月連続で前年実績を上回っている。
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▽ワークマン <7564>
19年3月期6月度売上高の月次前年比速報によると、既存店は10.8%増で、全店は12.4%増と好調に推移。気温の上昇とともに空調服、エアロストレッチシリーズのカーゴパンツ、接触冷感機能のコンプレッションウエア、アームカバーなど夏物衣料が好調に推移。梅雨に入りレインウエアや長靴など雨関連商品も活況だった。これにより、第1四半期(4-6月)の全店売上高は前年同期比8.6%増と順調な推移を見せている。
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▽一家ダイニングプロジェクト <9266>
15万3400株の立会外分売を実施すると発表。予定期間は18年7月9-11日。同社は17年12月12日に東証マザーズに上場したが、社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的に、将来的に東証1部への市場変更を標ぼう。今回の立会外分売はその形式基準の充足を図るため。
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▽エスプール <2471>
18年11月期上期の連結業績予想について、売上高を従来の67.9億円から68.7億円(前年同期比28.8%増)に、営業利益を3.5億円から4.6億円(同76.7%増)にそれぞれ引き上げている。人材派遣サービス、障がい者雇用支援サービスの好調が持続する中、販管費における一部費用の抑制が進んだ。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<3日の注目銘柄>(1)=ディスコ、松屋、ワークマンなど
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2018-07-02 17:00