ソニー、ワールド杯ブラジル大会のFIFA公式フィルムを4K収録

ソニーは2014年4月3日、ブラジルで開催される2014年FIFAワールドカップにおいて、FIFA 4K映像オフィシャル・フィルムをFIFA(国際サッカー連盟)と共同で制作するなど、4Kの取り組みを加速すると発表した。(写真はソニー製の4K放送業務用カメラシステム。提供:ソニー)
FIFAはソニー製の4K放送業務用機材を使用して、リオデジャネイロのマラカナンスタジアムにおける本大会の決勝トーナメント1回戦(現地時間6月28日)、準々決勝(同7月4日)、決勝(同7月13日)を撮影する。ソニーは4K映像制作システムの構築など各種技術支援を行う。そして、本大会以降4Kコンテンツ配信サービスなどでFIFAから配信される予定。
また、本大会の幾つかの試合会場、および本大会開催期間中にブラジルの複数の都市で開催されるFIFA主催のHD映像によるパブリックビューイングイベントFIFA Fan Festに設営されるソニーの展示ブースにおいて、2014年FIFAオフィシャル・フィルムの予告編として試合映像の一部を4K/60Pで提供する。さらに、世界各地のソニーのショールームおよび販売店において、4K/60Pの2014年FIFAオフィシャル・フィルムの予告編をソニーの4K対応液晶テレビ ブラビアで提供する。
今回の取り組みについて、ソニーのFIFAパートナーシップ担当VP河内聡一氏は、「ソニーは、2014年FIFAワールドカップという世界最高峰のスポーツイベントで、FIFAとの連携を通じてソニーならではの高い技術力と付加価値の高い製品とソリューションでサッカーの新たな楽しみ方を提案できることを大変嬉しく思います。4Kの高精細映像ゆえの迫力と臨場感でぜひブラジル大会の感動をご体験ください」と語っている。
FIFAのテレビ部門ディレクター、ニクラス・エリクソン氏は、「私たちFIFAは世界中のファンに最高のサッカー中継を届けるために、ワールドカップで技術的なイノベーションを推進してきました。ソニーとともに2014年FIFAワールドカップを4Kで制作できることに大変な期待を寄せています。4Kは世界中のファンに全く新しい視聴体験とスポーツ中継における新たな時代をもたらすことになります」とコメントしている。(編集担当:八木大洋)
ソニーは2014年4月3日、ブラジルで開催される2014年FIFAワールドカップにおいて、FIFA 4K映像オフィシャル・フィルムを共同で制作するなど、4Kの取り組みを加速すると発表した。(写真はソニー製の4K放送業務用カメラシステム。提供:ソニー)
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2014-04-04 09:15