<9日の注目銘柄>(1)=ゼオン、ベステラ、TSIHDなど

▽日本ゼオン <4205>
上限50億円、500万株(自己株式を除く発行済株式数の2.25%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年7月9日-18年8月31日。株主還元の強化、および資本効率の向上を図るとともに、将来の機動的な資本政策の遂行を可能とするため。
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▽ベステラ <1433>
日立プラントコンストラクションと、日本国内における原子力発電所の廃止措置における原子力発電設備の解体を目的として、業務提携契約を締結したと発表。日立プラントコンストラクションが有する原子力発電設備の解体工事に係る実績および経験と、同社の持つ独自の解体技術を組み合わせることで、今後、増加が予想される原子力廃炉関連ビジネスで競争力を強化し、事業拡大を目指すもの。具体的には日立プラントコンストラクションが電力会社との主契約を締結し、現場管理や放射線管理を行うとともに、日立プラントコンストラクションが発注者として同社と協力して原子力発電設備の解体作業を進めていく。
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▽TSIホールディングス <3608>
19年2月期第1四半期(18年3-5月)の連結業績は、売上高392億円(前年同期比0.8%増)、営業利益11.1億円(同34.7%減)と微増収・大幅減益だが、6月度の月次売上は既存店が前年同月比5.2%増、全店が同3.1%増と、ともに3カ月ぶりに前年実績を超過。同時に、上限30億円、300万株(自己株式を除く発行済株式数の3.05%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年7月9日-18年10月3日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、および株主還元が目的。
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▽川崎地質 <4673>
18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の40億円から41.4億円(前年同期比8.9%増)に、営業利益を1.3億円から1.7億円(同39.5%増)にそれぞれ引き上げている。前期からの繰越受注業務の完成促進、積極的な技術提案による増収効果、コスト削減による販管費の低減が主な要因。
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▽MrMaxHD <8203>
19年2月期6月度の月次売上高は、既存店が前年同月比3.6%増で、全店が同3.9%増と、ともに3カ月ぶりの増収。酒類や加工食品を中心に食品部門が大きく伸長したほか、6月発売のプライベートブランドの4K対応液晶テレビが人気となった家電部門も好調に推移した。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<9日の注目銘柄>(1)=ゼオン、ベステラ、TSIHDなど
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2018-07-06 17:45