<10日の注目銘柄>(1)=コジマ、シグマ光機、ハブなど

▽コジマ <7513>
18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の単体業績は、売上高1801億円(前年同期比6.1%増)、営業利益24.5億円(同2.4倍)。ビックカメラ <3048> との統合効果を追求する中、スマートフォン、ゲーム機が好調に推移し、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビなども伸長。大幅増益を達成した。会社側は通期の予想営業利益38億円(前期比38.4%増)を据え置いたが、第4四半期(6-8月)の営業利益は計算上13.5億円(前年同期比21.4%減)にとどまり保守的な印象。
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▽シグマ光機 <7713>
18年5月期の連結業績は、売上高89.6億円(前期比14.1%増)、営業利益14.3億円(同57.0%増)。スマートフォン、IoT(モノのインターネット)に関連する半導体、電子部品業界向けや、有機ELへの移行のほか液晶パネルの大型化・高精細化が進むFPD(フラットパネルディスプレイ)業界向けの需要増などにより、営業利益は「要素部品事業」が16.0億円(同17.2%増)、「システム製品事業」が3.7億円(前期は2300万円)と共に好調に推移。連結営業利益は従来予想を2.3億円超過した。続く19年5月期は、売上高93.6億円(前期比4.5%増)、営業利益16.2億円(同13.0%増)を計画している。
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▽ハブ <3030>
19年2月期6月度の月次速報によると、既存店売上高は前年同月比20.7%増で、全店売上高は同23.5%増と、それぞれ前月の同0.5%増、同3.1%増から急上昇。6月1日より「HUB」ブランドでワンコイン(500円)以下の高品質・低価格メニューをドリンク・フード共に大幅に拡充し、「新グランドメニューキャンペーン」と称するキャンペーンを1カ月間展開したことが奏功した。
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▽コーセーアールイー <3246>
19年1月期上期、および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の27.6億円から34.5億円(前年同期比58.5%減)に、営業利益を0.4億円から2.7億円(同80.4%減)にそれぞれ増額。通期は売上高を126億円から132億円(前期比2.4%増)に、営業利益を16.5億円から17.9億円(同0.4%増)に引き上げている。中古マンションの販売好調、および新規に取得した福岡市の商業施設用地の引渡完了が主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<10日の注目銘柄>(1)=コジマ、シグマ光機、ハブなど
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2018-07-09 17:45