<11日の注目銘柄>(1)=サマンサJP、OSG、ローツェなど

▽サマンサタバサジャパンリミテッド <7829>
19年2月期第1四半期(18年3-5月)の連結業績は、売上高74.9億円(前年同期比12.2%減)、営業利益5.1億円(同9.9倍)。前期に行った選択と集中による事業再編に伴う店舗の整理による店舗数の減少(同30店舗減)の影響もあり2ケタ減収となったが、原価、および販管費の低減により、営業利益は通期予想の3.1億円(前期は16.5億円の赤字)を超過した。
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▽オーエスジー <6136>
18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結業績は、売上高644億円(前年同期比9.5%)、営業利益112億円(同23.0%増)。主要ユーザーの自動車関連向けをはじめ多くの業種で需要が伸長する中、主力のタップ、および超硬ドリルが好調に推移。連結営業利益は従来予想を7.2億円超過した。会社側は通期の予想営業利益220億円(前期比15.0%増)を据え置いたが、下期の営業利益は計算上107.8億円(前年同期比7.6%増)となり保守的な印象。
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▽ローツェ <6323>
19年2月期第1四半期(18年3-5月)の連結業績は、売上高69.3億円(前年同期比34.7%減)、営業利益13.1億円(同35.3%増)。前年同期の韓国子会社におけるガラス基板関連自動化装置の特需の反動で売上高は大きく減少したが、その特需を超短期間で納品したことによるコスト増が解消されたことで、営業利益は大きく回復した。会社側は上期の連結営業利益予想22.4億円(同32.7%減)を据え置いたが、第2四半期(6-8月)の営業利益は計算上9.3億円(同60.7%減)にとどまり保守的な印象。
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▽三谷商 <8066>
上限3億7000万円、7万株(自己株式を除く発行済株式数の0.27%)の自社株買いを発表。資本効率の向上を通じて株主への利益還元を図ることが目的。同時に100万株(消却前の発行済株式総数の3.22%)の自己株式を消却するともした。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<11日の注目銘柄>(1)=サマンサJP、OSG、ローツェなど
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2018-07-10 18:15