<13日の注目銘柄>(1)=ファストリテ、CSP、古野電など

▽ファーストリテイリング <9983>  18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結業績(IFRS)は、売上収益1兆7041億円(前年同期比15.3%増)、営業利益2389億円(同32.3%増)。「国内ユニクロ事業」が営業利益1200億円(同29.6%増)と順調に推移する中、グレーターチャイナ、韓国、東南アジア・オセアニア地区の好調により「海外ユニクロ事業」が営業利益を1124億円(同65.0%増)に伸ばして全体をけん引した。会社側は、通期の予想営業利益2250億円(前期比27.5%増)を据え置いたが、第4四半期(6-8月)の営業損益は計算上139億円の赤字(前年同期は42億円の赤字)となり保守的な印象。           ◆ ▽セントラル警備保障 <9740>  19年2月期第1四半期(18年3-5月)の連結業績は、売上高154億円(前年同期比15.8%増)、営業利益10.4億円(同60.8%増)。期初に、東日本旅客鉄道 <9020> をはじめとした鉄道会社向け大規模イベントに備えた警備強化、および18年2月期に受注した沖縄の海上警備などが寄与するとしたとおり、業績は好調に推移。連結営業利益の上期予想(同49.4%増の14.1億円)に対する進ちょく率は、73.8%に達している。           ◆ ▽古野電気 <6814>  19年2月期上期、および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の396億円から420億円(前年同期比6.2%増)に、営業利益を18億円から31億円(同82.3%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を790億円から820億円(前期比3.7%増)に、営業利益を22億円から40億円(同2.0倍)に引き上げている。生産性の向上等による売上総利益率の改善、および想定よりも円安で推移したことが主な要因。           ◆ ▽リーバイ・ストラウス ジャパン <9836>  18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の単体業績は、売上高73.3億円(前年同期比14.9%増)、営業利益7.2億円(同3.6倍)。年末年始商戦が新商品をはじめ予測以上に好調で、春夏商戦の立ち上がりも順調だったことが主な要因。これを踏まえ会社側は通期の予想営業利益を従来の2億円から5.5億円(前期比44.2%増)に引き上げている。           ◆ ▽松屋 <8237>  19年2月期第1四半期(18年3-5月)の連結業績は、売上高226億円(前年同期比5.5%増)、営業利益3.9億円(同11.1%増)。円安・株高を背景とした富裕層による高額消費や、訪日外国人の旺盛な購買意欲により、主力の「百貨店業」が営業利益を5億円(同43.9%増)に伸ばして全体をけん引。会社側は上期の連結営業利益予想5億円(同11.1%減)を据え置いたが、第2四半期(6-8月)の営業利益は計算上1.1億円(同48.8%減)にとどまり保守的な印象。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <13日の注目銘柄>(1)=ファストリテ、CSP、古野電など
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2018-07-12 17:45