<18日の注目銘柄>(1)=ファーマF、ALBERT、スパツールなど

▽ファーマフーズ <2929>  18年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の75億円から79億円(前期比67.3%増)に、営業利益を2億円から2.6億円(同2.9倍)に引き上げている。「機能性素材事業」では、GABAやボーンペップなど主力素材が国内外で予想を上回る受注を獲得し、「通信販売事業」では、顧客獲得単価や顧客継続率が好調を維持し、想定以上の利益回収が進んでいる。           ◆ ▽ALBERT <3906>  18年12月期上期および通期の単体業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の5億円から6億1500万円(前年同期比35.8%増)に、営業損益を5000万円の赤字から2600万円の黒字(前年同期は3700万円の赤字)にそれぞれ増額。通期は売上高を12億円から13.5億円(前期比54.8%増)に、営業損益を2000万円の黒字から8000万円の黒字(前期は1億6100万円の赤字)に引き上げている。AI(人工知能)および機械学習技術を活用した「ビッグデータソリューションサービス」の需要拡大を背景に、期初より取り組んできた重点産業を対象とした経営資源の集約化等で、主要プロジェクトにおける収益力改善が進んだ。           ◆ ▽スーパーツール <5990>  19年3月期第1四半期(18年3月16日-18年6月15日)の連結業績は、売上高18.3億円(前期比4.6%減)、営業利益2.4億円(同45.0%増)。オリンピック関連や老朽設備・インフラの更新などに伴う需要が高まる中、作業工具では配管工具類やプーラ類などの設備投資に伴う関連製品が堅調に推移。産業機器では建設工事における安全性と作業性を兼ね備えた吊クランプ類や、荷役作業において機動性に優れたクレーン類が順調に推移し、「金属製品事業」が営業利益を3億2500万円(同22.3%増)に伸ばして全体をけん引した。会社側は上期の予想営業利益4.5億円(同10.8%増)を据え置いたが、第2四半期(6月16日-9月15日)の営業利益は計算上2.1億円(同13.4%減)となり保守的な印象。           ◆ ▽プロパティエージェント <3464>  18年7月24日付けで、東証2部から東証1部に市場変更されると発表。           ◆ ▽塩野義製薬 <4507>  抗インフルエンザウイルス薬「バロキサビル マルボキシル」が、重症化および合併症を起こしやすいリスク要因をもつインフルエンザ患者を対象とした第3相臨床試験(CAPSTONE-2)で良好な結果を示したと発表した。主要評価項目のインフルエンザ罹病期間(インフルエンザ症状が回復するまでの時間)がプラセボに対する優越性を示し、同試験の主要目的を達成。また、同薬は主要な副次評価項目である抗ウイルス効果(ウイルス排出期間の短縮や体内ウイルス量の減少効果など)においても、プラセボおよびオセルタミビルに対する優越性を示し、インフルエンザ関連合併症の発現率をプラセボに対して有意に低下させたという。           ◆ ▽イオンファンタジー <4343>  19年2月期6月度の売上高(国内事業)は、既存店が前年同月比4.0%増で、全店が同4.9%増。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <18日の注目銘柄>(1)=ファーマF、ALBERT、スパツールなど
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2018-07-17 17:30