三菱UFJモルガン証がダイハツの目標株価を引き下げ
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が19日付で、ダイハツ工業 <7262> の目標株価を引き下げている。
同リポートでは、ダイハツの今3月期の営業利益見通しを下方修正。国内軽自動車販売の競争激化などで、今期予想を1600億円から1450億円に引き下げている(会社予想は1370億円、コンセンサス予想は1458億円程度)。
また、来期の営業利益予想も1640億円から1400億円に減額しており、同証券のカバレッジ銘柄のうち「自動車メーカーで減益予想はダイハツのみ」としている。
株価が弱含んでいる点については、「消費増税と軽自動車保有税の引き上げによる軽自動車需の悪化、インドネシア経済に対する不安」などが起因していると見ており、自動車メーカーの中では収益成長が見劣りすると指摘、。これらの要因から、レーティングは「ニュートラル(中立)」を継続、目標株価は2400円から1620円に下方修正した。
ダイハツの20日の株価は、前場に24円安の1691円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が19日付で、ダイハツ工業の目標株価を引き下げている。
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2013-12-20 13:30