7&iHDが反落、今2月期の利益予想は市場コンセンサスに届かず
セブン&アイ・ホールディングス <3382> が反落。午前9時37分には67円安(1.68%安)の3911円まで売られている。
同社は3日引け後、今2月期の業績予想を発表。今期計画は、営業収益が前期比8.8%増の6兆1300億円、営業利益は同4.8%増の3560億円、純利益は同4.7%増の1840億円を見込む。
主力のコンビニエンスストア事業において、「セブン―イレブン」が国内で過去最高となる1600店舗の新規出店を計画。既存エリアに加え、14年3月に出店した愛媛県など新規エリアにも積極出店する。また、前期に減収減益となった百貨店事業は今期に増収増益への転換を見通している。
ただし、利益予想が市場コンセンサスに届かなかったことや、JR西日本 <9021> が駅売店約500店をセブン―イレブンに転換していくと3月末に報じられ、株価が反応済であることなどから、4日は売りが先行している。
同社の前2月期業績は、営業収益が5兆6318億2000万円(前々期比12.8%増)、営業利益は3396億5900万円(同14.9%増)、純利益が1756億9100万円(同27.3%増)となった。
従来予想との比較では、営業収益と営業利益が若干の未達となったが、純利益は56億円強の上積みで着地。全体の営業利益のうち75.8%をコンビニエンスストア事業が生み出している。(編集担当:片岡利文)
セブン&アイ・ホールディングスが反落。午前9時37分には67円安(1.68%安)の3911円まで売られている。
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2014-04-04 09:45