<24日の注目銘柄>(1)=昭シェル、塩野義薬、レノバなど

▽昭和シェル石油 <5002>
19年3月期第2四半期累計(18年1-6月、今期は決算期変更で15カ月の変則決算)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1兆400億円から1兆2220億円(前年同期比29.0%増)に、営業利益を380億円から730億円(同3.1倍)にそれぞれ引き上げている。原油価格が想定価格よりも上昇したことに伴う棚卸資産評価の影響額の増加、石油製品マージンの改善などが主な理由。
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▽塩野義製薬 <4507>
19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の1640億円から1680億円(前年同期比2.4%減)に、経常利益を545億円から610億円(同7.0%減)にそれぞれ増額。通期は売上高を3465億円から3480億円(前期比1.0%増)に、経常利益を1400億円から1440億円(同3.8%増)に引き上げている。抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」について、第3相臨床試験(CAPSTONE-2試験)が順調に進展し、主要目的を達成したことにより、下期に予想していた提携先のRoche社からのマイルストンおよび研究開発の成果への報酬を第2四半期(7-9月)に前倒しで受領する見込みとなったこと。また、第1四半期(4-6月)におけるViiV社からの配当金収入が予想よりも上回ったことが主な要因。
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▽レノバ <9519>
18年8月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
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▽堺化学工業 <4078>
上限20億円、80万株(自己株式を除く発行済株式数の4.57%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年7月24日-18年12月20日。1株当たりの株主価値、および資本効率の向上を図るため。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<24日の注目銘柄>(1)=昭シェル、塩野義薬、レノバなど
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2018-07-23 17:30