大正薬HDが反落、今3月期の売上反動減などを懸念視
大正製薬ホールディングス <4581> が反落。午前10時45分に270円安(3.31%安)の7890円まで売られている。
4日付の日本経済新聞が、同社の前14年3月期の営業利益が前々期比約16%増の410億円に拡大したもよう報道。従来予想の380億円、市場コンセンサスの391億円程度からの上振れを見通している。発毛剤などにおいて消費増税前の駆け込み需要が目立ったほか、アジア事業では解熱鎮痛剤が伸びたという。
ただし、今期は医療用医薬品の薬価引き下げや、ドリンク剤で消費増税後の反動減が影響すると見通されており、前期上ブレ後の営業利益は減益予想となる可能性が高まってきたことで、4日は売りが先行している。4月1日に年初来高値となる8390円まで買われていることも、利益確定売りを誘ったもようだ。(編集担当:片岡利文)
大正製薬ホールディングスが反落。午前10時45分に270円安(3.31%安)の7890円まで売られている。
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2014-04-04 11:00