<26日の注目銘柄>(1)=日立建機、アドバンテス、信越化など

▽日立建機 <6305>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上収益2402億円(前年同期比13.6%増)、営業利益276億円(同64.6%増)。「日本」は伸び悩んだが、「アジア・大洋州」が売上高768億円(同17.6%増)、「米州」が売上高431億円(同19.1%増)、「中国」が売上高322億円(同21.5%増)となって全体をけん引。連結営業利益の通期予想(前期比10.2%減の840億円)に対する進ちょく率は32.8%に達している。
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▽アドバンテスト <6857>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上高709億円(前年同期比74.3%増)、営業利益158億円(同7.1倍)。中国スマートフォンの販売回復・高性能化を背景としたアプリケーション・プロセッサのテスト需要増、AI等に使われるハイエンド・ロジックICのテスト需要の伸長に加え、NANDフラッシュメモリの3次元化の進展に呼応したテスト能力拡大投資、サーバー用DRAM需要の伸びを反映した高速DRAMテスト需要増などにより、「半導体・部品テストシステム事業部門」がセグメント利益を155億円(同6.1倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の通期予想(前期比40.9%増の345億円)に対する進ちょく率は45.8%に達している。
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▽信越化学工業 <4063>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高3836億(前年同期比14.1%増)、営業利益954億円(同28.7%増)。「半導体シリコン事業」が営業利益300億円(同51.8%増)、「塩ビ・化成品事業」が営業利益263億円(同49.1%増)となって全体をけん引した。これを踏まえ会社側は、未定としていた通期の業績予想について、新たに売上高1兆5000億円(前期比4.1%増)、営業利益3600億円(同6.9%増)としている。
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▽エムスリー <2413>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結営業利益(IFRS)は78億4000万円(前年同期比18.0%増)。1株につき2株の株式分割も発表。
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▽ファナック <6954>
19年3月期の連結営業利益について、上期予想を従来の841億円から927億円(前年同期比13.7%減)に、通期予想を1517億円から1594億円(前期比30.6%減)に上方修正。
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▽日本電産 <6594>
19年3月期の連結営業利益について、上期予想を従来の900億円から950億円(前年同期比15.0%増)に、通期予想を1900億円から1950億円(前期比16.3%増)に上方修正。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<26日の注目銘柄>(1)=日立建機、アドバンテス、信越化など
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2018-07-25 18:00