富士通は反落、ゴールドマン証は投資判断を「中立」に引き下げ

 富士通 <6702> は反落。朝方には22円安(3.51%安)の605円を付けた。ゴールドマン・サックス証券は3日付リポートで、目標株価を600円から660円に見直した一方、投資判断は「買い」から「中立」に引き下げた。  現在の株価は15年3月期のPER13.5倍、PBR1.8倍相当で、08年の金融危機以来の高い水準と指摘。ゴールドマン証の目標株価に対する上昇余地が小さいことを投資判断引き下げの理由にあげた。ITサービス事業の循環的回復の加速や、携帯電話事業の赤字縮小などはおおむね株価に織り込まれたとみている。  なお、同証券では、富士通の15年3月期業績について、売上高5005億円、営業利益189億円と予想している。(編集担当:宮川子平)
富士通は反落。朝方には22円安(3.51%安)の605円を付けた。
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2014-04-04 11:15