<30日の注目銘柄>(1)=アルゴグラ、邦チタ、アルプスなど

▽アルゴグラフィックス <7595>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高112.5億円(前年同期比16.4%増)、営業利益12.4億円(同37.8%増)。自動車、半導体業界における研究開発および生産能力増強・向上を目的とした堅調な投資を背景に2ケタ増収となり、待遇改善等による人件費増を吸収して営業利益は大幅増益を確保。営業利益の通期予想(前期比5.3%増の39.5億円)に対する進ちょく率は31.4%となっている。
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▽東邦チタニウム <5727>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高105億円(前年同期比16.5%増)、営業利益11.3億円(同25.4%増)。「機能化学品」が営業利益13.3億円(同6.4%増)と堅調に推移する中、「金属チタン」が航空機、電力向けなどのスポンジチタンの増販を主因に営業利益を4.1億円(同72.9%増)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は、上期の連結営業利益予想を従来の23億円から29億円(同50.4%増)に、通期予想を40億円から44億円(前期比11.9%増)に引き上げている。
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▽アルプス電気 <6770>
19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の4165億円から4210億円(前年同期比2.6%増)に、営業利益を185億円から245億円(同19.8%減)にそれぞれ増額。通期は上期の増額分を上乗せする形で売上高8790億円(前期比2.4%増)、営業利益660億円(同8.2%減)としている。上期において、「電子部品」における車載向け、およびスマートフォン向け製品が想定よりも堅調に推移する見込みとなった。同時に発表した19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高2022億円(前年同期比6.7%増)、営業利益96.2億円(同21.7%増)。
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▽MonotaRO <3064>
18年12月期上期の連結業績は、売上高517億円(前年同期比23.7%増)、営業利益67.1億円(同20.5%増)。同社が販売する工場用間接資材の主要顧客である中小製造業に景気回復の効果が波及する中、営業利益は従来予想を2.3億円超過した。同時に、18年9月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<30日の注目銘柄>(1)=アルゴグラ、邦チタ、アルプスなど
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2018-07-27 17:45