<6日の注目銘柄>(1)=いすゞ、ノリタケ、ゴルドウインなど

▽いすゞ自動車 <7202>  19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高4881億円(前年同期比5.2%増)、営業利益524億円(同32.4%増)。国内車両販売台数は1万5473台(同6.8%減)にとどまったが、タイを中心としたアジアやアフリカの伸びにより、海外販売台数は10万3459台(同6.6%増)へと増加。国内と海外を合わせた総販売台数は11万8932台(同4.6%)となり、大幅増益を達成した。据え置かれた通期の営業利益予想1760億円(前期比5.5%増)に対する進ちょく率は29.8%となっている。同時に上限800億円、5000万株(自己株式を除く発行済株式数の6.34%)の自社株買いを実施すると発表。取得日は18年8月6日。株主のトヨタ自動車 <7203> の保有分を取得する。資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行が目的。          ◆ ▽ノリタケカンパニーリミテド <5331>  19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高306億円(前年同期比8.4%増)、営業利益19.2億円(同80.3%増)。「食器」は赤字が継続したが、「工業機材」が営業利益5.0億円(同20.5%増)、「セラミック・マテリアル」が営業利益10.0億円(同62.1%増)、「エンジニアリング」が営業利益6.6億円(同2.4倍)といずれも好調に推移。連結営業利益は大幅増益を達成し、上期予想(同26.0%増の28億円)に対する進ちょく率は68.4%に達している。          ◆ ▽ゴールドウイン <8111>  19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高148億円(前年同期比19.7%増)、営業利益11.8億円(同2.3倍)。「ザ・ノース・フェイス」、「へリー・ハンセン」等アウトドア関連ブランドの春夏商品の消化が直営店を中心に極めて好調に推移したことで、2ケタ増収となり、それに伴う粗利益の増加が販管費の増加分を上回ったことで大幅増益を達成した。これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の318億円から328億円(同14.0%増)に、営業利益を16.8億円から21億円(同49.8%増)にそれぞれ引き上げている。          ◆ ▽日本曹達 <4041>  19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高323億円(前年同期比9.1%増)、営業利益16.6億円(同7.3%増)。「化学品事業」は営業利益5.6億円(同54.5減)にとどまったが、「農業化学品事業」が、殺虫剤「モスピラン」および殺菌剤「パンチョ」の輸出向けの増加で営業損益を5.2億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上させて全体をけん引した。これを踏まえ会社側は、上期の予想営業利益を従来の12億円から21億円(前年同期比6.5%減)に引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄>(1)=いすゞ、ノリタケ、ゴルドウインなど
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2018-08-03 17:45