日経平均は小反落、1万5000円台を維持=長島和弘
■今日の動きから
4月4日の東京株式市場、日経平均株価は8円11銭安の1万5063円77銭と3営業日ぶりに小反落。米雇用統計発表を前に上値追いに慎重姿勢も年金資金による買いなどが下支え底堅い動きとなりました。日経225採用で値上り銘柄数は116、値下り銘柄数は90、変わらずは19。東証1部上場値上り769銘柄、値下り890銘柄、変わらず142。全33業種中18業種が値上り。TOPIXは10営業日ぶりに反落。マザーズは続落。東証REITは続落となりました。
日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> やファナック <6954> が上昇。住友不 <8830> や三井不 <8801> など不動産株が上昇し、指数を下支えしました。
東証1部市場では、独BASF社とリチウムイオン電池用正極材の合弁会社設立で協議開始と発表した戸田工 <4100> が急伸するなど、低位の材料株を物色する動きは健在で、多少外部環境に変化が見られても、物色意欲の旺盛な展開は続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
東証1部市場では、独BASF社とリチウムイオン電池用正極材の合弁会社設立で協議開始と発表した戸田工が急伸するなど、低位の材料株を物色する動きは健在で、多少外部環境に変化が見られても、物色意欲の旺盛な展開は続きそうだ。
economic
2014-04-04 15:30