＜９日の注目銘柄＞ ＝昭電工、ＭＳＪＰ、宮地エンジなど

▽昭和電工 <4004> 　１８年１２月期上期の連結業績は、売上高４５５８億円（前年同期比２２．５％増）、営業利益７８１億円（同２．２倍）。前年下期に実施した黒鉛電極事業の統合効果と市況の上昇等により「無機」セグメントが営業利益を５８３億円（前年同期は１．４億円）に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の９３５０億円から９８５０億円（前期比２６．２％増）に、営業利益を１３７０億円から１７００億円（同２．２倍）にそれぞれ引き上げている。 　　　　　　　　　　◆ ▽ＭＳ－Ｊａｐａｎ <6539> 　１８年９月３０日を基準日として、１株につき４株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性向上とともに、投資家層の拡大を図ることが目的。 　　　　　　　　　　◆ ▽宮地エンジニアリンググループ <3431> 　１９年３月期の連結営業利益について、上期予想を従来の１０億円から２０億円（前年同期比１３．２％増）に、通期予想を２３億円から４０億円（前期比１３．７％増）にそれぞれ上方修正。想定以上に工事採算の改善が進んだ。 　　　　　　　　　　◆ ▽ゲオホールディングス <2681> 　１９年３月期第１四半期（１８年４－６月）の連結営業利益は３７．２億円（前年同期比２２．７％増）で、通期予想の８６億円（前期比４１．４％減）に対する進ちょく率は４３．４％。 　　　　　　　　　　◆ ▽Ｊ－オイルミルズ <2613> 　１９年３月期第１四半期（１８年４－６月）の連結営業利益は１８．４億円（前年同期比２．１倍）で、上期予想の３１億円（同７６．６％増）に対する進ちょく率は５９．５％。 　　　　　　　　　　◆ ▽クレハ <4023> 　１９年３月期第１四半期（１８年４－６月）の連結営業利益は３２．３億円（前年同期比４４．９％増）で、上期予想の５０億円（同３１．０％減）に対する進ちょく率は６４．６％。 　　　　　　　　　　◆ ▽アキレス <5142> 　上限２７億円、１００万株（自己株式を除く発行済株式数の６．０％）の自社株買いを実施すると発表。取得期間は１８年８月９日－１９年７月２５日。資本効率の向上を図るとともに、株主への利益還元および経営環境の変化に対応した資本政策遂行が目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）