<13日の注目銘柄> =アジアパイル、関電化、石原産など
▽アジアパイルホールディングス <5288>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高222億8000万円(前年同期比19.7%増)、営業利益15億1600万円(同3.0倍)。5か年計画の最終年度を迎え、国内施工部門における人員の増強、施工管理の効率化の総仕上げに取り組む中、前期に着工した大型工事の完工が集中。ベトナム事業会社も堅調に推移し、連結営業利益の通期予想(前期比17.9%増の38億円)に対する進ちょく率は39.9%に達している。
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▽関東電化工業 <4047>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高132億2500万円(前年同期比14.9%増)、営業利益26億7200万円(同10.9%増)。半導体・液晶用特殊ガス類における六フッ化タングステンや、電池材料の六フッ化リン酸リチウムの伸びで「精密化学品」が営業利益22億2000万円(同5.4%増)と順調に推移する中、「基礎化学品」はか性ソーダや塩酸の貢献で営業利益が2億100万円(同2.6倍)に増大。2ケタの増収・増益を達成した。これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の272億円から273億円(前年同期比13.1%増)に、営業利益を35億円から43億円(同2.8%増)にそれぞれ増額。通期は、売上高は567億円(前期比10.5%増)で据え置いたが、営業利益を82億円から90億円(同0.5%減)に引き上げている。
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▽石原産業 <4028>
19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高254億1000万円(前年同期比2.9%減)、営業利益20億7000万円(同63.1%増)。酸化チタンの世界的な需給バランスのタイト化が続く中、国内外ともに販売は堅調に推移し、前期から継続的に取り組んできた販売価格の改定も寄与。「無機化学事業」が営業利益を20億7000万円(同19.7%増)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は、上期の業績予想について、売上高は従来の530億円から525億円(前年同期比0.8%減)に減額したが、営業損益を1億円の赤字から29億円の黒字(同24.8%減)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<13日の注目銘柄> =アジアパイル、関電化、石原産など
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2018-08-10 18:15