<15日の注目銘柄> =出光興産、ACKG、テックファムなど

▽出光興産 <5019>
19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の3兆9000億円から4兆2800億円(前期比14.7%増)に、営業利益を1540億円から2200億円(同9.3%増)にそれぞれ引き上げている。原油価格の上昇を見込んだこと、また、在庫評価益および石油製品セグメントのマージン改善、資源セグメントにおける石炭価格の上昇などがその要因。19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結業績は、売上高1兆47億円(前年同期比20.8%増)、営業利益715億円(同2.1倍)。全セグメントが増益となったが、特に「石油製品」が営業利益を403億円(同5.9倍)に伸ばして全体をけん引した。
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▽ACKグループ <2498>
18年9月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の475億円から520億円(前期比10.5%増)に、営業利益を15億円から19億円(同32.5%増)にそれぞれ引き上げている。前期に引き続き、国内外とも順調に受注高が拡大する中、生産面でも原価管理、品質管理を強化した効果が現れた。18年9月期第3四半期累計(17年10月-18年6月)の連結業績は、売上高374億円(前年同期比15.3%増)、営業利益14.6億円(同81.1%増)で、営業利益は従来の通期予想に肉薄した。
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▽テックファームホールディングス <3625>
上限2億円、15万株(自己株式を除く発行済株式数の2.03%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年8月15日-18年10月31日。株主への利益還元、および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的。
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▽トレンダーズ <6069>
18年9月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資家の利便性の向上、ひいては株式の流動性の向上が目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄> =出光興産、ACKG、テックファムなど
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2018-08-14 18:00