【今週の注目銘柄】配当は期末一括でも優待は中間期も対象のHIS
円安の局面ではあるが、羽田空港で国際線の発着枠が増便されたことで、海外旅行に強みを持つエイチ・アイ・エス <9603> にもその恩恵が期待される。株価は3月中旬から調整したものの、4月に入ってからは持ち直しの動きをみせ、一目均衡表の「雲」を抜けた。「雲」の上限が下値メドとして意識されれば底堅い推移も期待される。
3月7日に発表された14年10月期第1四半期の決算では、売上高が前年同期比12.9%増の1223億6300万円、営業利益が同25.2%増の40億8700万円だった。4月中間期では売上高2500億円(前年同期比11.3%増)、営業利益75億円(同23.8%増)を計画している。
また、株主優待も株価の支えになる。配当は期末一括(今期は18円を計画)だが、株主優待は4月末日の株主も対象。100株以上では2000円相当、500株以上では4000円相当、1000株以上では6000円相当の優待券が受け取れる。(編集担当:宮川子平)
円安の局面ではあるが、羽田空港で国際線の発着枠が増便されたことで、海外旅行に強みを持つエイチ・アイ・エスにもその恩恵が期待される。
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2014-04-06 10:00