[ベトナム株]越、日本の電子関税手続き・自動通関システム導入

  日本の政府開発援助(ODA)により導入される電子関税手続き・自動通関システム(VNACCS/VCIS)が、4月1日より全国で正式に展開された。   このシステムは日本の貿易手続き・通関システムであるNACCS(注1)およびCIS(注2)を活用して開発されたもので、これまでのシステムと比べて通関処理時間の短縮、自動税計算の性能向上、関係省・部署との接続性強化、システムの安定性向上などのメリットがあるという。   同システムは既に2013年11月より試験的に導入が開始されている。3月21日時点で同システムに登録を行った企業数は1万8196社で、このうち大規模輸出入事業者が3980社となっている。   (注1)NACCS輸出入・港湾関連情報処理システム(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System):輸出入申告や船・航空機の入出港手続き等の行政手続きと、輸出入手続きに関連する民間業務を処理する官民共同利用の電子申請システム   (注2)CIS通関情報総合判定システム(Customs Intelligence Database System):輸出入の通関実績や輸出入者情報を一元的に蓄積して、通関審査に活用する情報システム(情報提供:VERAC)
日本の政府開発援助(ODA)により導入される電子関税手続き・自動通関システム(VNACCS/VCIS)が、4月1日より全国で正式に展開された。
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2014-04-07 20:15