<30日の注目銘柄> =ビジ太田昭和、CYBOZU、住友精化

▽ビジネスブレイン太田昭和 <9658>
19年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の115億円(前年同期比1.6%増)を据え置いたが、営業利益を3億円から5億8000万円(同1.0%増)に引き上げ、一転して増益を見込んだ。受注の堅調な推移、コンサルティング・システム開発事業における利益率の向上、マネージメントサービス(BPO)事業における生産性の向上、費用構造の改善などがその要因。
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▽サイボウズ <4776>
18年12月期7月度の連結業績は、売上高が8億8400万円(前年同月比18%増)で、営業利益は1億2600万円(同95%増)。1-7月度の累計は、売上高が64億700万円(前年同期間比20%増)で、営業利益は11億9600万円(同31%増)。営業利益については通期の予想レンジ5-8億円(前期は8億200万円)の上限を大きく突破しているが、上期に比べて下期に広告イベントが集中していること、12月に業績連動型の賞与を計上予定であることを理由に、現時点で修正は予定していないとしている。
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▽住友精化 <4008>
日本触媒 <4114> との間に和解が成立したと発表した。同社は14年9月12日、特許庁に対し、日本触媒が保有する高吸水性樹脂を紙おむつに使用することに関する特許(本特許)の無効審判を請求し、その無効を主張。他方、日本触媒は、16年1月29日、同社製品の製造差し止め、製品の廃棄、および10億円の損害賠償の支払いを求め、大阪地裁に民事訴訟を提起していた。この件に関し、同社が日本触媒より和解の申し入れを受け、両社で協議を行った結果、本特許に関する両社間の全ての係争を終結させることその他を内容とする裁判外の合意に至った。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<30日の注目銘柄> =ビジ太田昭和、CYBOZU、住友精化
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2018-08-29 17:30