<6日の注目銘柄> =稲葉製作、ネオジャパン、フジコーポなど

▽稲葉製作所 <3421>  18年7月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の316億円から326億円(前期比3.4%増)に、営業利益を1000万円から3億9900万円(前期比41.2%減)にそれぞれ引き上げている。「鋼製物置事業」は個人消費が回復する中、製品価格改定前の駆込み需要などで下期に想定以上に売上を伸ばし、「オフィス家具事業」もオフィスの移転需要、リニューアル需要の増加、働き方改革への関心の高まりによる新しいオフィス環境づくりの動きなどを背景に、下期に大きく伸長した。             ◆ ▽ネオジャパン <3921>  19年1月期上期の単体業績予想を上方修正。売上高を従来の12.7億円から13.2億円(前年同期比16.8%増)に、営業利益を1.9億円から3.1億円(同22.8%増)にそれぞれ引き上げ、一転増益としている。「desknet‘s NEO」の大規模版ライセンス、「AppSuite」、「ChatLuck」のライセンスが当初計画を上回ったことに加え、広告宣伝費の投入時期が下期に移行するなど、一部営業費用が未消化となったことが主な要因。             ◆ ▽フジ・コーポレーション <7605>  18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の単体業績は、売上高257億円(前年同期比6.3%増)、営業利益23.6億円(同28.2%増)。17年9月・10月に発生した、国内タイヤメーカーの値上げに伴う駆け込み特需の反動が懸念されたが、全国的な降雪・積雪によるスタッドレスタイヤの好調により、「タイヤ・ホイール」が売上高226億円(同6.6%増)と順調に拡大。営業利益は通期予想の23.2億円(前期比4.2%増)を超過している。             ◆ ▽オイシックス・ラ・大地 <3182>  18年9月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上および投資家層の拡大を図ることが目的。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <6日の注目銘柄> =稲葉製作、ネオジャパン、フジコーポなど
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2018-09-05 17:30