日経平均は大引け直前にプラス圏に、11円高で終える

  20日の日経平均株価は、11円20銭高の1万5870円42銭と小幅続伸で終えた。   前日のNYダウが連日で最高値を更新。日本株への追い風となったものの、日経平均は前日に271円高した反動もあり、68円安で寄り付き。前場は1万5700円台後半でのもみ合いとなった。   しかし、後場は為替市場でジリジリと円安が進んでいることで日本株への買い安心感が高まり、日経平均は下げ幅を縮小。大引け直前にプラスに転じ、高値引けとなった。   個別株では、12月期予想を上方修正した建設技術研究所 <9621> 、今12月の期末配当を増額した堀場製作所 <6856> などが強い動きを見せているほか、JR東海から新幹線を受注した日本車輌製造 <7102> も上昇している。   一方、グリー <3632> との業務提携解消が懸念視されたケイブ <3760> が急落。業績予想を大幅に下方修正した日本マクドナルドホールディングス <2702> も軟調。今3月期予想を上方修正したものの、最終赤字の予想が嫌気されたアドテック <6840> も安い。   業種別では、ノンバンク株、不動産、パルプ、紙株、海運株などが堅調。食料品、石油、医薬品。電力・ガス株などの売り圧力が高まった。(編集担当:片岡利文)
20日の日経平均株価は、11円20銭高の1万5870円42銭と小幅続伸で終えた。
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2013-12-20 14:45