<12日の注目銘柄> =シーイーシー、イチネンHD、システム情報など

▽シーイーシー <9692>  19年1月期第2四半期累計(18年2-7月)の連結業績は、売上高253億円(前年同期比12.0%増)、営業利益25.4億円(同54.5%増)。セキュリティサービスの拡大で「サービスインテグレーション事業」が営業利益3.6億円(同15.9%増)と順調に推移する中、製造現場のデジタル化を支援するスマートファクトリー関連分野の各種製品・サービスの販促活動強化で「デジタルインダストリー事業」が営業利益を16.3億円(同54.5%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を1.9億円超過した。これを踏まえ会社側は、通期予想について、売上高を480億円から492億円(前期比7.0%増)に、営業利益を41.5億円から47億円(同25.4%増)にそれぞれ引き上げている。             ◆ ▽イチネンホールディングス <9619>  負ののれん発生益の計上が見込まれるとして、純利益予想のみを上方修正。19年3月期上期は従来の19.8億円から32.8億円(前年同期比70.5%増)に、通期は38.6億円から51.6億円(前期比34.1%増)にそれぞれ引き上げている。             ◆ ▽システム情報 <3677>  18年9月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の95億円から100億円(前期比22.7%増)に、営業利益を8.7億円から9.5億円(同23.1%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、生損保・小売・流通関連の大手企業によるシステム構築・更改案件の増加や、官公庁インフラ関連案件の大型化に加え、連結子会社の着実な業容拡大がその要因。利益面は、独自のシステム開発標準(SICP)に基づくプロジェクト管理の更なる徹底で採算を確保し、中途採用増強に伴う採用費の増加、処遇の改善によるコスト増を吸収した。             ◆ ▽農業総合研究所 <3541>  外食向け会員制青果物EC「彩直(さいちょく)」のサービスを開始すると発表。これまで生産者と外食を繋ぐプラットフォームの要望や問い合わせはあったものの、物流網が構築されておらず見送っていたが、18年8月期に再構築した物流網(大田市場内の自社センター)を活用することで、実現可能と判断した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <12日の注目銘柄> =シーイーシー、イチネンHD、システム情報など
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2018-09-11 17:45