<14日の注目銘柄> =ロート、ヤーマン、石井表記

▽ロート製薬 <4527>
同社が肝硬変を対象に開発を進めている再生医療等製品候補「ADR-001」に関し、塩野義製薬 <4507> とライセンス契約を締結したと発表した。「ADR-001」は、ロート製薬が創製した他家脂肪組織由来間葉系幹細胞を構成成分とする細胞製剤で、現在、非代償性肝硬変患者を対象に第1/2相臨床試験を実施中。今回の契約により、塩野義製薬は「ADR-001」の肝硬変を対象とした適応症について独占的な開発・販売権を獲得し、ロート製薬は契約一時金、開発に応じたマイルストン、および販売額に応じたロイヤリティーを塩野義製薬から受け取る。
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▽ヤーマン <6630>
19年4月期第1四半期(18年5-7月)の連結業績は、売上高76.2億円(前年同期比24.9%増)、営業利益22.4億円(同36.0%増)。家電量販店、大手百貨店、バラエティショップ等への販売を行っている「店販部門」が、免税店向け卸売事業の好調で営業利益を15.1億円(同31.3%増)に伸ばして全体をけん引。「海外部門」も中国向けの好調持続、韓国向けの伸長などで営業利益が9.6億円(同4.8倍)に増大する中、連結営業利益の上期予想(同20.1%減の26.5億円)に対する進ちょく率は84.7%に達している。
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▽石井表記 <6336>
19年1月期第2四半期累計(18年2-7月)の連結業績は、売上高60.3億円(前年同期比2.8%減)、営業利益6.8億円(同4.9%増)。「電子機器部品製造装置」、「ディスプレイおよび電子部品」ともに減収ではあったが、製品ミックスの改善や販管費の減少などにより、営業利益は従来予想を3.4億円超過。増益を確保した。これを踏まえ会社側は、通期の業績予想について、売上高は従来の129.6億円から129.2億円(前期比0.5%増)に減額したが、営業利益を9.9億円から11.5億円(同9.8%減)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄> =ロート、ヤーマン、石井表記
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2018-09-13 17:15