【今日のドル円】アジア株の軟調推移は重石に、雲の上限が下値を支えるか

 前週4日、米雇用回復の期待が高まる中で発表された3月雇用統計は、事前予想よりわずかに弱い結果となった。直後のドル/円相場は思惑が交錯して乱高下となるも、その後は米国の利上げ開始時期が後退するのではとの見方から米長期金利が低下した上、米国株が軟調に推移した事から、103.197円まで下落した。  本日のドル/円相場は、主だった経済イベントのない中、主要国の株価や米長期金利の動向が主な手掛かり材料となろう。前週末の流れを引き継いでアジア株が軟調に推移するようだと、ドル/円相場の重石となりそうだ。もし4日の下値を支えた日足の一目均衡表の雲の上限(本日は103.097円)を割り込むようだと、20日移動平均線(本稿執筆時点では102.590円)に向けた一段安もあるだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
前週4日、米雇用回復の期待が高まる中で発表された3月雇用統計は、事前予想よりわずかに弱い結果となった。直後のドル/円相場は思惑が交錯して乱高下となるも、その後は米国の利上げ開始時期が後退するのではとの見方から米長期金利が低下した上、米国株が軟調に推移した事から、103.197円まで下落した。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2014-04-07 10:00