【今夜の注目材料】カーニーBOE総裁、講演

 東京市場のドル/円は、リスク選好の円売りが先行しましたが112円台の上値は重く、伸び悩みました。安倍首相が「金融緩和をずっとやってよいとは思わない」と発言した事もあって午後には111.70円台まで弱含むなど、弱持ち合いの展開となりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 9/14(金) 17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演 18:00 ユーロ圏7月貿易収支 19:00☆カーニーBOE総裁、講演 21:30☆米8月小売売上高 21:30 米8月輸入物価指数 22:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演 22:15☆米8月鉱工業生産指数 22:15 米8月設備稼働率 23:00 米7月企業在庫 23:00☆米9月ミシガン大消費者態度指数・速報値 23:00 ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演 ※☆は特に注目の材料  今夜は米8月小売売上高に注目です。昨日は、米8月消費者物価指数が予想を下回りドルが弱含んだものの、それ以上に円が弱かったためドル/円は上昇しました。「強いドル」の復活なくしては112円台の定着は難しいかもしれません。そのためには、米8月小売売上高の好結果が欠かせないでしょう。なお、市場予想は前月比+0.4%、自動車及びガソリンを除いた売上高は前月比+0.5%となっています。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:111.500-112.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、リスク選好の円売りが先行しましたが112円台の上値は重く、(イメージ写真提供:123RF)
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2018-09-14 16:45