オンコリスBはストップ安売り気配、米ブリストルの契約解除を嫌気

 オンコリスバイオファーマ <4588> は400円ストップ安の1111円売り気配。4日引け後に発表した米ブリストル・マイヤーズ スクイブとの提携解消を嫌気した売りが殺到した。  ブリストルとオンコリスBは、HIV感染症を対象とした「OBP―601」に関して提携したが、ブリストルはこれまでの臨床開発で得られた総合的なデータが設定した基準に満たしていないと判断。オンコリスBに契約解除を申し入れた。  オンコリスBによると、契約解除に伴い、解約日以降のマイルストーン収入の消滅ならびにイェール大学への特許関連費用の減額が発生。本収入は14年12月期業績予想の大半を占め、売上・利益ともに下方修正となる見通しという。影響額については、確定次第、開示するとした。  オンコリスBはOBP―601について、今後の開発継続可能性を否定するものではないとし、ブリストルからデータの速やかな回収・検分を行ったうえで、新規提携パートナーの早期獲得に努める方針。(編集担当:宮川子平)
オンコリスバイオファーマは400円ストップ安の1111円売り気配。
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2014-04-07 12:00