<1日の注目銘柄> =ネットワン、ノリタケ、ハピネットなど

▽ネットワンシステムズ <7518>
19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の738億円から800億円(前年同期比13.2%増)に、営業利益を27億円から46億円(同99.0%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を1700億円から1750億円(前期比8.6%増)に、営業利益を110億円から120億円(同45.6%増)に引き上げている。上期については、中央省庁の大型案件を含め、セキュリティ対策およびクラウド基盤ビジネスが好調に推移し、下半期に予定していた一部案件の前倒しもあった。
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▽ノリタケカンパニーリミテド <5331>
19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の605億円から620億円(前年同期比8.9%増)に、営業利益を28億円から38億円(同70.9%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を1210億円から1230億円(前期比4.3%増)に、営業利益を53億円から66億円(同29.5%増)に引き上げている。セラミック・マテリアル事業、エンジニアリング事業が想定を超えて好調に推移している。
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▽ハピネット <7552>
19年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の1000億円(前年同期比17.9%増)で据え置いたが、営業利益を16億円から19億円(同7.9%増)に引き上げ、一転して増益を見込んでいる。映像音楽事業において安室奈美恵の「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」などの音楽商材が好調に推移したことや、星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継した子会社の業務が改善したことが要因。
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▽岡山製紙 <3892>
19年5月期上期の単体業績予想を修正。売上高は従来の49億円(前年同期比8.8%増)で据え置いたが、営業利益を2.5億円から3.6億円(前年同期は1.6億円の赤字)に引き上げている。板紙事業における段ボール製品の需要の高まりを受け、売上高は概ね想定線だが、原料古紙について、中国向け輸出が規制された影響で国内の古紙流通量が増加し、価格が下落したことが利益の押し上げに働いた。同時に発表した19年5月期第1四半期(18年6-8月)の業績は、売上高25.2億円(前年同期比14.1%増)、営業利益2.8億円(前年同期は1.4億円の赤字)。
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▽ハイデイ日高 <7611>
19年2月期上期の単体業績は、売上高211億500万円(前年同期比4.2%増)、営業利益25億6100万円(同3.4%減)。増収は確保したが、処遇改善のための人件費の増加、電気代やガス代など光熱費の増加により、営業利益は従来予想を1億9900万円下回った。ただ、第2四半期(6-8月)に限ると営業利益は12億500万円(同0.3%減)と、ほぼ横ばいになっており、通期の予想営業利益49億円(前期比4.7%増)の達成が視野に入ってきた印象。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<1日の注目銘柄> =ネットワン、ノリタケ、ハピネットなど
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2018-09-28 18:00