ゼンショーHが堅調、豪州牛肉の税率引き下げ見通しが報じられる
ゼンショーホールディングス <7550> が堅調。前場に5円高の1023円まで買われる場面があった。
7日付の日本経済新聞が、日本と豪州が経済連携協定(EPA)交渉で大筋合意する見通しと報じており、同交渉で恩恵を受ける銘柄としてゼンショーHの名前が挙がっている。
同社など牛丼チェーンを展開する企業では、原材料である牛肉はほぼ輸入に頼っている。吉野家ホールディングス <9861> や松屋フーズ <9887> が米国産牛肉を使用しているのに対して、ゼンショーHでは豪州産の牛肉を多く使用している。
EPA交渉では、輸入牛肉の税率を現在の38.5%から20%台に引き下げる方針と観測されており、実現すれば豪州産牛肉の価格下落が見込まれるだけに、同社になって大きなメリットとなりそうだ。(編集担当:片岡利文)
ゼンショーホールディングスが堅調。7日は前場に5円高の1023円まで買われる場面があった。
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2014-04-07 13:30