アダストHDが軟調、今8月中間期は営業益39%減を予想

 アダストリアホールディングス <2685> が軟調。前場に124円安の2360円まで下落。後場も下値を模索している。  同社は4日引け後に今2月期の業績予想を発表しており、8月中間期の営業利益予想は前年同期比39.0%減の23億円、純利益は同76.1減の5億円と大幅減益を見通したことが売り要因となった。消費増税などが影響すると見ている。  同社の前2月期業績は、営業利益が57億6200万円(前々期比40.7%減)、最終損益は47億3100万円の赤字(前々年同期は55億800万円の黒字)で着地した。円安による原価率の上昇や値下げ販売の増加、のれん償却額の計上などが要因となったほか、最終赤字には関係会社株式の減損処理に伴う特別損失の計上などが影響している。  同社の年初来安値は、3月17日に付けた2252円。(編集担当:片岡利文)
アダストリアホールディングスが軟調。前場に124円安の2360円まで下落。後場も下値を模索している。
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2014-04-07 14:15