<2日の注目銘柄> =ディスコ、ワークマン、カイオムなど

▽ディスコ <6146>
19年3月期第2四半期累計(4-9月)の個別売上高(速報値)は、692億6600万円(前年同期比5.5%減)で、従来予想の668億円を3.7%超過した。装置売上高は、幅広い半導体用途でダイサやグラインダの出荷が底堅く推移し、前四半期との比較では概ね横ばい。消耗品の精密加工ツールは、顧客の設備稼働率に比例してダイシングブレード、グラインディングホイール共に堅調で、売上高は前四半期から増加した。
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▽ワークマン <7564>
19年3月期9月度の売上高は、既存店が前年同月比28.1%増で、全店は同30.2%増。全国的に気温の変動が大きく、台風などにより降雨量が多かったことで、エアロストレッチブルゾン、ウォームパンツなど防寒商品や、レインウエア、長靴などの雨関連商品が活発に動いたことがその要因。9月度の貢献により、4-9月累計の全店売上高は前年同期比13.3%増となっている。
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▽カイオム・バイオサイエンス <4583>
小野薬品工業 <4528> との間で新規抗体作製および抗原・タンパク質調製等に関わる追加の業務委受託契約を締結したと発表。この契約は18年5月15日付け「小野薬品工業株式会社との委受託基本契約締結のお知らせ」で公表した委受託基本契約を発展させたもの。小野薬のニーズに応える研究リソースを同社内に確保し、小野薬の創薬支援を行うことが目的。この契約締結による18年12月期業績への影響は精査中であり、大きく影響を与える場合は速やかに開示するとしている。
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▽イントランス <3237>
19年3月期通期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の27億円から27.5億円(前期比4.8%増)に、営業利益を2.8億円から3.9億円(前期は700万円)にそれぞれ引き上げている。9月13日に公表した「販売用不動産の売却に関するお知らせ」における不動産の売却価格が想定を上回ったことがその要因。
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▽シンデン・ハイテックス <3131>
上限1億8700万円、11万株(自己株式を除く発行済株式数の5.26%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年10月2日-19年1月31日で、資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と、株主還元の強化が目的。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<2日の注目銘柄> =ディスコ、ワークマン、カイオムなど
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2018-10-01 17:45