エル・ティー・エスは戻り歩調で上値試す、18年12月期大幅増益予想

 エル・ティー・エス <6560> (東マ)は、ロボティクス・AIやビジネスプロセスマネジメントを活用し、企業変革と働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。18年12月期大幅増益予想である。株価は戻り歩調だ。上値を試す展開を期待したい。   ■ビジネスプロセスマネジメントを活用したプロフェッショナルサービス事業    ロボティクス・AIやビジネスプロセスマネジメントを活用し、企業変革と働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。プラットフォーム事業も展開している。    18年9月にはGRANDIT社とRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)パートナー契約を締結し、ERPパッケージ「GRANDIT」導入時の業務コンサルティング支援で協業を開始した。   ■18年12月期大幅増益予想、19年3月期も収益拡大期待    18年12月期の連結業績予想は、売上高が17年12月期比9.3%増の26億30百万円、営業利益が25.1%増の2億30百万円、経常利益が31.1%増の2億28百万円、純利益が28.5%増の1億53百万円としている。    主力のプロフェッショナルサービス事業でデジタル活用サービスが伸長し、プラットフォーム事業の会員数拡大も寄与する。増収効果で大幅増益予想である。プロフェッショナルサービス事業では顧客深耕モデルを推進し、プラットフォーム事業では会員数拡大や会員向けサービスの充実に注力する。    第2四半期累計は売上高が14億29百万円、営業利益が1億27百万円だった。デジタル活用サービスが拡大して前年同期比26.6%増収、35.4%営業増益だった。通期予想に対する進捗率は売上高54.3%、営業利益55.2%と順調である。通期ベースでも好業績を期待したい。   ■株価は戻り歩調で上値試す    株価(18年9月26日付で貸借銘柄)は8月の上場来安値1355円で底打ちして急反発している。10月1日には2220円まで上伸した。戻り歩調だ。10月2日の終値は2170円、今期予想連結PERは約54倍、時価総額は約88億円である。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。上値を試す展開を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
エル・ティー・エス<6560>(東マ)は、ロボティクス・AIやビジネスプロセスマネジメントを活用し、企業変革と働き方改革を支援するプロフェッショナルサービス事業を主力としている。
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2018-10-03 07:15