<4日の注目銘柄> =マルカキカイ、エスプール、ビーイングなど

▽マルカキカイ <7594>
18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結業績は、売上高465億円(前年同期比23.3%増)、営業利益17.4億円(同40.7%増)。国内、米州における自動車関連業界向け工作機械の好調などにより、主力の「産業機械部門」が営業利益22.7億円(同33.0%増)となって全体をけん引。「建設機械部門」もクレーンの大口販売などにより、営業利益を2.9億円(同40.1%増)に伸ばした。会社側は通期の予想営業利益22億円(前期比16.1%増)を据え置いたが、第4四半期(9-11月)の営業利益は計算上4.6億円(前年同期比29.9%減)にとどまり保守的な印象。
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▽エスプール <2471>
18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結業績は、売上高107億円(前年同期比28.8%増)、営業利益6億9900万円(同78.8%増)。人材派遣サービスが引き続き順調に拡大し、障がい者雇用支援サービスも売上を大きく伸ばす中、人件費を中心とした販管費の増加を吸収して大幅増益を達成した。会社側は通期の予想営業利益8億1400万円(前期比20.7%増)を据え置いたが、第4四半期(9-11月)の営業利益は計算上1億1500万円(前年同期比59.4%減)にとどまり保守的な印象。
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▽ビーイング <4734>
19年3月期通期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の54億円から56億円(前期比10.3%増)に、営業利益を3.8億円から4.5億円(同41.4%増)にそれぞれ引き上げている。「建設関連」で昨年投入した土木工事積算システムの新版「Gaia(ガイア)10」の販売が堅調に推移し、「設備関連」でも前期に実施した営業施策面でのテコ入れが奏功して設備CADの販売が復調したことが主な要因。
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▽ウエルシアホールディングス <3141>
19年2月期第2四半期累計(18年3-8月)の連結業績は、売上高3874億円(前年同期比13.7%増)、営業利益150.3億円(同3.9%増)で、営業利益は従来予想を5.3億円超過した。小幅な増益に見えるが、第2四半期(6-8月)に限ると営業利益は88.4億円(同9.0%増)と順調な推移を見せている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<4日の注目銘柄> =マルカキカイ、エスプール、ビーイングなど
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2018-10-03 17:45