日経平均は254円安で取引終了、円上昇で一段安
7日の日経平均株価は前週末比254円92銭安の1万4808円85銭して取引を終えた。米国株の下落を背景に売りが先行。日経平均は下値を模索した。後場になっても戻りは鈍く、安値圏で停滞。ドル・円が一時103円を割り込むと、先物への断続的な売りに押され、日経平均は下げ幅を300円近くまで拡大する場面があった。
業種別では、三井住友フィナンシャルグループ <8316> など銀行株や、大和証券グループ本社 <8601> など証券株、クレディセゾン <8253> などノンバンク株が下落。ヤフー <4689> など情報通信株にもさえないものが目立った。
個別では、米ブリストルとの提携解消を発表したオンコリスバイオファーマ <4588> がストップ安配分された。14年11月期第1四半期で営業減益のトーセイ <8923> も下落。14年2月期業績予想を下方修正したシー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> 、レナウン <3606> なども軟調に推移した。14年2月期で計画を下回ったあさひ <3333> も売りが優勢となった。
半面、14年2月期業績予想を上方修正した吉野家ホールディングス <9861> は堅調。1部銘柄に指定されたイマジカ・ロボット ホールディングス <6879> も高い。NTTデータ <9613> と著作権譲渡契約を締結したデータホライゾン <3628> はストップ高。「モンスターストライク」の利用者数が500万人を突破したミクシィ <2121> は上げ幅を拡大した。(編集担当:宮川子平)
7日の日経平均株価は前週末比254円92銭安の1万4808円85銭して取引を終えた。
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2014-04-07 15:00