ブックオフが前３月期の利益予想を増額、コスト抑制など寄与

　ブックオフコーポレーション <3313> が７日引け後、前３月期の業績予想を修正した。 　売上高は従来予想の７９０億円（前々期比３．０％増）を据え置いたものの、営業利益を１３億５０００万円から２０億５０００万円（同７．１％増）の増益予想に引き上げ。純利益は５億円から７億円（同３３．８％増）に増額している。 　同社は１３年１０月に前期予想を減額修正し、「ＢＯＯＫＯＦＦ」の一部店舗閉鎖を決定している。下期はコスト抑制の効果や費用の翌期へのずれ込みなどがあり、利益予想が計画を上回る見込みとなったという。 　ブックオフの７日終値は、３円安の７１５円。（編集担当：片岡利文）