<10日の注目銘柄> =SKエレク、コーエテクモ、京進など

▽エスケーエレクトロニクス <6677>
18年9月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の220億円から227億円(前期比33.2%増)に、営業利益を30億円から44億円(同2.5倍)に引き上げている。第4四半期(18年7-9月)に中国向け第10.5世代および第11世代用フォトマスクの売上が増加したことで、全体のプロダクトミックスが大幅に改善されたことがその要因。
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▽コーエテクモホールディングス <3635>
19年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の170億円から173億円(前年同期比16.0%増)に、営業利益を29億円から45億円(同57.9%増)にそれぞれ引き上げている。任天堂 <7974> の「ゼルダの伝説」シリーズと「無双」シリーズとのコラボレーションタイトル「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX」(Nintendo Switch用)が5月に欧米で発売され計画を上回ったほか、同社がIPを許諾したタイトルの人気化により、利益率の高いロイヤリティ収入が伸長して収益性が向上した。
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▽京進 <4735>
上限5億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の5.96%)の自社株買いを発表。取得期間は18年10月10日-19年10月9日。1株当たりの株主価値および資本効率の向上を図ることが目的。同時に発表した19年5月期第1四半期(18年6-8月)の連結業績は、売上高50億9000万円(前年同期比10.0%増)、営業利益4億1500万円(同45.6%増)。脳科学に基づく独自の学習法「リーチングメソッド」が各教育現場で定着し、生徒の学力向上と合格実績増加に繋がったほか、新学習指導要領に対応し「論理力」や「思考力」を養う新たなプログラムの開始等が顧客から支持を得、生徒数が増加。主力の「学習塾事業」が営業利益を7億6200万円(同14.2%増)に伸ばして全体をけん引した。
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▽エコス <7520>
上限10億円、50万株(自己株式を除く発行済株式数の4.29%)の自社株買いを実施すると発表。取得期間は18年10月10日-19年10月9日。資本効率の向上、および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が目的。同時に発表した19年2月期上期の連結業績は、売上高599億円(前年同期比2.1%増)、営業利益17.7億円(同13.7%増)で、営業利益は従来予想を1.7億円超過している。
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▽ネクステージ <3186>
18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結業績は、売上高1178億円(前年同期比34.0%増)、営業利益31.1億円(同19.7%増)。収益改善に向け、車検・整備設備や買取事業に資本投入を行い、出店については18年6月にSUV在庫台数日本一を誇るSUVの大型専門店として「SUVLAND北九州」をオープンし、7月に総合店として和歌山県に初出店となる「和歌山店」を開設する中、営業利益の通期予想(前期比9.4%増の38億円)に対する進ちょく率は81.8%と順調に推移。その達成のためには第4四半期(9-11月)の営業利益が6.9億円(前年同期比21.2%減)で足りる。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<10日の注目銘柄> =SKエレク、コーエテクモ、京進など
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2018-10-09 18:00