【株式市場】円高強まり日経平均3日ぶり1万5000円割るが材料株などの物色活発
◆日経平均の終値は1万4808円85銭(254円92銭安)、TOPIXは1196.84ポイント(19.05ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億7871万株
7日後場の東京株式市場は、相場の強含み基調などが手控えムードを強め、日経平均が14時過ぎに一時299円40銭安の1万4764円37銭まで下落。終値では3日ぶりに1万5000円割れ。東証1部の売買代金上位30銘柄の中で高い銘柄は第一三共 <4568> のみ。インド子会社と同国の大手製薬企業との合併を材料視。
材料株物色の色彩が強まり、新田ゼラチン <4977> がゼラチン増産報道を材料に年初来高値に進み、スターゼン <8043> とペッパーフードサービス <3053> (東マ)は日・豪のEPA(経済連携協定)による豪州産牛肉の関税引き下げに期待とされて一気に高値。UBIC <2158> (東マ)はビッグデータ関連とされて高値。日本通信 <9424> (JQS)はスマートフォンの格安サービスに期待とされ急反発。
東証1部の出来高概算は17億7871万株、売買代金は1兆6658億円。1部上場1801銘柄のうち、値上がり銘柄数は216(前引けは308)銘柄、値下がり銘柄数は1513(前引けは1391)銘柄。
また、東証33業種別指数は前引けに続いて鉱業1業種のみ値上がりし、値下がり業種の中で下落率の低い業種は空運、石油・石炭、パルプ・紙、医薬品、小売り、ゴム製品、食料品、非鉄金属、金属製品、など。一方、値下がり上位は、その他金融、証券・商品先物、情報・通信、不動産、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万4808円85銭(254円92銭安)、TOPIXは1196.84ポイント(19.05ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億7871万株。
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2014-04-07 16:15