ロイヤルホスト、瀬戸内と土佐の12食材で新作料理フェア第1弾開催

ロイヤルホストは2014年4月8日から、瀬戸内・土佐の12品目の地元食材を使用した新作料理フェア「美味しさには、人が集まる『瀬戸内・土佐めぐり』」を全国の店舗で開催する。4月7日に、食材の生産者とメディアを招いた記者説明会・試食会を開催し、同社代表取締役社長の矢崎精二氏は、「洋食をメインにしたレストランチェーンとして、日本の食材を使った新しい洋食スタイルの食事を提案していきたい。生産者の方々がひとつひとつの食材に込めておられる思いも含めて“地域の食文化を伝える”という姿勢で、これからのフェアに取り組んでいきたい」と語った。(写真中央が、ロイヤルホスト社長の矢崎精二氏。サーチナ撮影)
ロイヤルホストでは4月からの消費増税について、スポット的な“増税対応策”を実施していない。「価格競争ではなく、ロイヤルホストにしかできない価値を提供するという市場創造の戦略で、お客さまに価値を実感していただけるメニューを提供する」(矢崎氏)という考え方を実践して消費増税を乗り切るとしている。「4月第1週については、来店客数が3%増、売上高は7-8%増という滑り出し。まだ、始まったばかりなので、判断するには早過ぎるものの、増税が売り上げのブレーキにはなっていない」という。
4月1日にスタートしたのは、健康とおいしさをテーマにした新ランチメニューの「サンシャインランチ」の全国展開。これまで試験的に28店舗で実施してきたメニューを151店舗に拡大した。従来の野菜サラダをサービス品とする考え方を改め、日替わり野菜サラダもメインディッシュと並ぶ1品として、2皿で提供するメニューにしたもの。2012年6月から進めている厨房機器の入れ替えが進んできたため、「サンシャインランチ」の提供を拡大した。
また、4月8日に全229店舗でスタートする「瀬戸内・土佐めぐり」フェアは、今年から3年間の予定で計画している「Good JAPAN」をテーマにした日本食材の発掘キャンペーンの第1弾。「日本の生産者がつくる高品質の素材の確保、店舗に常駐しているコックの技術力の発揮などをテーマに、ロイヤルホストの洋食スタイルで新しい日本食材の楽しみ方を提案していくチャレンジ」(取締役営業・企画本部長の佐々木徳久氏)と位置づけている。
「東洋の地中海」とも呼ばれる瀬戸内海と土佐の地元食材12品目(真鯛、豆あじ、ちりめんじゃこ、真蛸、穴子、わかめ、フルーツトマト、清見、アスパラガス、みょうが、有機ゆず、ゆずぽん酢)を使用して、シーフードをふんだんに使用した3品と、肉料理2品、そして、デザート3品のオリジナルメニューを用意する。販売期間は6月16日までの予定だが、「食材の調達が気候等の影響で予定通り進まない場合は、期間前に終了することもあり得る」(佐々木氏)としている。(編集担当:徳永浩)
ロイヤルホストは2014年4月8日から、瀬戸内・土佐の12品目の地元食材を使用した新作料理フェア「美味しさには、人が集まる『瀬戸内・土佐めぐり』」を全国の店舗で開催する。(写真中央が、ロイヤルホスト社長の矢崎精二氏。サーチナ撮影)
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2014-04-07 19:00