<25日の注目銘柄> =明星工、東急建設、太洋工業など

▽明星工業 <1976>
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の240億円から250億円(前年同期比2.0%減)に、営業利益を22億円から32.5億円(同36.3%増)に引き上げ、一転して大幅増益を見込んでいる。LNG(液化天然ガス)関連の断熱工事を主体とする「建設工事事業」が想定を超えて堅調に推移したことがその要因。
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▽東急建設 <1720>
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績予想を修正。売上高は従来の1690億円から1550億円(前年同期比23.1%増)に減額したが、営業利益を85億円から108億円(同35.1%増)に引き上げている。売上高は想定を下回るが、主に建設工事の採算向上に伴う完成工事総利益の増加により営業利益は計画を27.1%超過する見通し。
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▽大洋工業 <6663>
18年12月期第3四半期累計(17年12月21日-18年9月20日)の連結業績は、売上高34.2億円(前年同期比12.1%増)、営業損益1億1500万円の黒字(前年同期は5800万円の赤字)で、営業損益は通期予想の4000万円の黒字(前期は2900万円の赤字)を超過している。「電子基板事業」が営業利益3億100万円(同15.9%増)と順調に推移する中、「基板検査器事業」がアジアを中心としたFPC(フレキシブルプリント基板)向け外観検査機、通電検査機の需要増により、営業損益を1億4900万円の黒字(前年同期は4700万円の赤字)に浮上させて全体をけん引した。
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▽サイボウズ <4776>
18年12月期9月度の連結業績は、売上高が9億6800万円(前年同月比18%増)で、営業利益は1億7100万円(同75%増)。1-9月度の累計は、売上高が82億9200万円(前年同期間比20%増)で、営業利益は15億5100万円(同37%増)。営業利益については通期の予想レンジ5-8億円(前期は8億200万円)の上限を大きく突破しており、9月度も従来と同じく、上期に比べて下期に広告イベントが集中しており、12月には業績連動型の賞与を計上予定であるとしているが、適時開示の必要性が生じた場合には速やかに告知するとの文言が加えられた。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<25日の注目銘柄> =明星工、東急建設、太洋工業など
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2018-10-24 17:45