<29日の注目銘柄> =鉄建建設、日本光電、日車輌など

▽鉄建建設 <1815>
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績予想を修正。売上高は従来の788億円から758億円(前年同期比2.9%増)に減額したが、営業利益を22億円から37.8億円(同5.9%増)に引き上げ一転して増益を見込んだ。売上高は計画未達だが、主に土木工事の利益率向上が利益の押し上げに働く見込み。
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▽日本光電工業 <6849>
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績予想を修正。売上高は従来の800億円から790億円(前年同期比3.1%増)に減額したが、営業利益を31億円から42億円(同34.3%増)に引き上げ一転して大幅増益を見込んだ。欧州、アフリカが低調だったことで売上高は未達となるが、全社的な売上総利益率の改善への取り組み、期ズレ分も含めた販管費の抑制、為替の円安推移などにより営業利益は大幅に上ブレる見通しとなった。
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▽日本車輌製造 <7102>
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績は、売上高350億円(前年同期比22.4%減)、営業利益33.6億円(同34.0%増)。若干の下期への繰り下がりの発生で売上高は未達となったが、各事業において利益率の向上に努めたことなどにより、営業利益は従来予想を26.6億円超過した。これを踏まえ会社側は、通期の営業利益予想を28億円から46億円(前期比31.5%減)に引き上げている。
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▽不動テトラ <1813>
19年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の330億円から318億円(前年同期比13.0%増)に減額したが、営業利益は12億円から18.9億円(同20.5%増)に増額。通期は、売上高は700億円から670億円(前期比6.7%増)に引き下げた一方、営業利益を32億円から35億円(同5.6%減)に引き上げている。上期において、売上高は土木事業での工事の遅れで計画未達となるが、利益面では、土木および地盤改良事業共に工事採算性が想定より早い時期に改善する見通しとなった。
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▽日特建設 <1929>
19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の263億円から266億円(前年同期比2.1%増)に、営業利益を5.2億円から10.9億円(同2.9%減)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、利益率の改善、管理費の削減が進んだ。
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▽日本乾溜工業 <1771>
18年9月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の122億円から127.6億円(前年同期比4.7%増)に、営業利益を3億9700万円から6億5800万円(同12.5%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。新規受注工事を含む手持ち工事の進ちょくが想定以上に進んだこと、加えて九州地域の高速道路等の開通に伴う防護柵などの交通安全施設資材の販売が好調だったことが主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<29日の注目銘柄> =鉄建建設、日本光電、日車輌など
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2018-10-26 17:30