<2日の注目銘柄> =キトー、スズキ、英和など

▽キトー <6409>  19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の265億円から282億円(前年同期比14.3%増)に、営業利益を20億円から25.6億円(同2.0倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を580億円から600億円(前期比8.8%増)に、営業利益を55億円から60億円(同27.7%増)に引き上げている。上期において、全般的な好調を維持する日本、米国市場が業績をけん引し、中国市場でもEV等を中心とした成長産業が活況で大きく貢献したことがその要因。         ◆ ▽スズキ <7269>  19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の連結業績は、売上高1兆9294億円(前年同期比5.4%増)、営業利益1985億円(同14.8%増)。増収・2ケタ増益ではあるが、第2四半期(7-9月)に限ると、インドルピーをはじめとする新興国通貨安の影響等で営業利益は820億円(同6.6%減)にとどまった。ただ、第2四半期累計実績に加え、販売台数の見通し、為替前提等の修正により、通期の営業利益予想については従来の3400億円から3500億円(前期比6.5%減)に引き上げている。         ◆ ▽英和 <9857>  19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の152億円から162億円(前年同期比11.9%増)に、営業利益を2.6億円から4.5億円(同91.5%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を350億円から355億円(前期比3.3%増)に、営業利益を11億円から12億円(同12.8%増)に引き上げている。上期において、石油化学、機械製造業、電力会社等で、生産性向上や省力化、安心・安全につながる設備更新投資が堅調に推移した他、官公庁向け産業車両、舶用機器製造業界向け法規制に伴う機器の需要が増加し、第3四半期(10-12月)以降に想定していた工業用計測制御機器と産業機械の販売が前倒しされたことがその要因。         ◆ ▽松屋 <8237>  19年2月期10月の売上速報によると、銀座店は前年同月比4.4%増。キャリアゾーンの婦人衣料品は伸び悩んだが、素材や製法等に特化した高価格帯・ラグジュアリーゾーンでコート等のアイテムが好調で、婦人衣料品全体として増収を確保。免税売上高はほぼ前年並みだったが、8月末にリニューアルした和洋菓子売場の好調等に加え、話題性のある文化催事の開催等も加勢し、前年に比べ日曜日が1日少ない曜日廻りではあったが、3カ月連続で前年を上回った。これにより、同2.7%増だった浅草店との合計である「銀座本店」は同4.2%増となった。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄> =キトー、スズキ、英和など
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2018-11-01 18:00