<5日の注目銘柄> =PS三菱、ケーヒン、キョーリンHなど

▽ピーエス三菱 <1871>
19年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の510億円から484億円(前年同期比10.4%減)に減額したが、営業利益を6億円から17億円(同30.1%減)に引き上げている。手持工事の進捗が想定を下回ったことで売上高は未達となるが、主に土木事業の工事採算改善で利益は上ブレる見通し。
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▽ケーヒン <7251>
19年3月期上期の連結業績(IFRS)は、売上収益1731億円(前年同期比3.0%増)、営業利益134億円(同7.6%増)。二輪車・汎用製品および四輪車製品の販売増に加え、合理化効果などにより、営業利益は従来予想を33.7億円超過した。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上収益を従来の3400億円から3480億円(前期比1.0%減)に、営業利益を200億円から230億円(同18.8%減)にそれぞれ引き上げている。
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▽キョーリン製薬ホールディングス <4569>
19年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の502億円から503億円(前年同期比0.9%減)に、営業利益を19億円から28億円(同94.0%増)に引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、費用削減への取り組み、および一部経費の計上が10月以降に後ずれすることで利益は上ブレる見通しとなった。
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▽ホクト <1379>
19年3月期上期の連結業績は、売上高299億円(前年同期比7.6%増)、営業損益19.9億円の赤字(前年同期は27.8億円の赤字)。6月から7月の豪雨、その後の記録的な猛暑等が影響し、果菜類中心に品薄状態による高値傾向が続いた結果、きのこ類の需要が高まり単価も回復。営業損益は従来予想の30.5億円の赤字から、赤字幅を縮めた。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の682億円から687億円(前期比2.7%増)に、営業利益を22.4億円から33.4億円(同5.0%増)にそれぞれ引き上げ一転増益としている。
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▽フクビ化学工業 <7871>
19年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の198億円から198億6500万円(前年同期比0.9%減)に、営業利益を5.8億円から7.8億円(同94.0%増)にそれぞれ引き上げている。建築資材事業におけるリフォーム・非住宅分野への注力、産業資材事業における生産性の向上・エンジニアリングセールスの強化が奏功した。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<5日の注目銘柄> =PS三菱、ケーヒン、キョーリンHなど
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2018-11-02 17:45