<12日の注目銘柄> =ユニマットR、太陽誘電、セイノーHDなど

▽ユニマット リタイアメント・コミュニティ <9707>  19年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の268億円から273億9300万円(前年同期比20.8%増)に、営業利益を14.6億円から18.7億円(同29.4%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を543億円から547億円(前期比11.4%増)に、営業利益を27.9億円から32.5億円(同16.9%増)にそれぞれ引き上げている。上期において、介護報酬改定による基本報酬の一部引き下げの影響を見込んだが、一つのサービスに偏らない複合型介護施設の運営を主としているビジネスモデルが奏功。主要サービスすべてにおいて稼働率および入居率が計画を上回った。         ◆ ▽太陽誘電 <6976>  19年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の2600億円から2710億円(前期比11.0%増)に、営業利益を245億円から300億円(同48.4%増)にそれぞれ引き上げている。自動車・産業機器の電子化やスマートフォンなどの高性能化の進展により、高付加価値の積層セラミックコンデンサの需要が高水準で推移する見込み。19年3月期上期は、売上高1336億円(前年同期比13.0%増)、営業利益147億円(同67.5%増)で、営業利益は従来予想を17億円超過している。         ◆ ▽セイノーホールディングス <9076>  19年3月期上期の連結業績は、売上高3023億円(前年同期比4.2%増)、営業利益148億円(同15.6%増)。適正運賃・諸料金・燃料サーチャージ収受等の交渉継続、新規荷主の獲得・継続をはじめとする取扱貨物の増加により、主力の「輸送事業」が営業利益を112億円(同27.5%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を21.7億円上回った。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の6020億円から6160億円(前期比3.3%増)に、営業利益を284億円から315億円(同13.0%増)にそれぞれ引き上げている。         ◆ ▽ゲオホールディングス <2681>  19年3月期上期の連結業績は、売上高1326億円(前年同期比2.6%減)、営業利益73.2億円(同1.9%減)。レンタル商材の軟調、前期における新機種のゲーム機器発売等が活況だったことから減収となったが、出店計画が順調に進む中、リユース商材が大きく伸長し、粗利率は計画よりも向上した。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高は従来の2900億円(前期比3.1%減)で据え置いたが、営業利益を86億円から125億円(同14.8%減)に引き上げている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <12日の注目銘柄> =ユニマットR、太陽誘電、セイノーHDなど
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2018-11-09 17:45